その保管料、どう考えますか?

テレビ番組でトランクルームを
利用している人の特集を見た。

自宅には置ききれない荷物を
外部のトランクルームに保管しているという。

利用する理由はさまざまなようで。

例えば、アウトドアが趣味の人。
道具は大きいし、汚れも気になる。
自宅に置くには場所を取るけれど、
趣味を楽しむために必要なものなら、
保管料を払うのも納得できる。

また転勤が多く、一時的に家財を
預けたいという場合もある。
自宅を貸すために荷物を保管するなど、
明確な目的があるなら、
それは便利なサービスだと思う。

ただ、テレビを見ながら、ふと思った。

「そこまでして保管しておく必要があるものとは?」

家に置ききれない。
でも、捨てるのはもったいない。
だから、トランクルームを借りて保管する。

もちろん、本人にとっては大切なもの(と思われる)。

けれど、物を保管するには何せお金がかかる。

毎月の保管料を
1年、3年、5年と続けていけば、
それなりの金額になる。

そのお金を払い続けてまで、
残しておきたいものとは。

ちょっと考えてみたくなる。

そのテレビ特集の中で
日本人には馴染みのある
とある品物をたくさん
トランクルームへ保管している
人が取材されていた。

自分の思い入れのあるものを、
お子さんに託したいという話だった。

その気持ちもわからなくはない。

長年大切にしてきたものには、
思い出もあるだろうし、
簡単に手放せない気持ちもある。

でも、自分にとって大切なものが、
次の世代にとって大切と受け取るのかどうか。

思い出を受け継ぐことと、
物を受け継ぐことは、
また別の話なのかもしれない。

さて、少し話を戻そう。

最近は物価高が続き、
日々の支出を見直している人も多いと思う。

食費を節約したり、光熱費を気にしたり。

そんな中で、使っていない物を
保管するために、毎月お金を払い続ける。

それは、自分にとって本当に
優先したい支出なのだろうか。

もちろん、トランクルームを
利用すること自体必要な人にとっては
固定費となるし、いいサービスである。


ただ、もし「もったいないから」
という理由だけで預けているのなら、
一度立ち止まって考えてみても
いいのではないだろうか。


私たちは、生まれてくるときには
何も持っていないし、
人生を終えるときにも、
物を持っていくことはできない。

何もかも処分すればいいとは思わない。

大切なのは、自分にとって何を残したいのか、
そして、そのためにどれだけのお金を使いたいのか。

人生の後半戦、
そんなことを少しずつ考えておいても
いいのかもしれない。

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