平成もだいぶ後半のころ。
娘の友達2人とそのお母さんたち、
合計6人で、とある野外ライブに
行った時のこと。
女性同士でワイワイ楽しいだろうなぁと
想像していた。
当日はあいにくの雨。
お母さんたちは、賢そうで上品な感じ。
楽しみですね、なんて話している時に、
「あの、今回チケット取ってもらって〜」
と差し出されたのが、
瓶詰めのピクルスか何か。
とても美味しんですよ、とにっこり。
ん? 瓶詰め?????今かい???
ライブ前。しかも外は雨だぜ。
要するに、チケット手配のお礼と
して、だったらしい。
おいおい。
ただでさえ荷物重たいんだよ。
しかもワレモノ注意案件じゃーん。
さらにどちらも申し合わせかよとも
思われるダブルで瓶のギフト。
片方はジャムだったかな。
「なんで今なんだよっ!」
とキレそうになる気持ちを抑えて、
「ありがたがってる顔」
というお面を即座に
身につけざるを得なかった。
けど。
ふざけんなという気持ちが
どうしても表れてしまい、
無口になってしまった。
娘が「お母さんどうしたの?」に
「いやなんでも」と言うのが精一杯だった。
悪い人たちではない。
善意という成分に溢れまくってる、
お母さまたち。
けど、どうしてライブ始まる前、
しかも天気は雨なんだよ。
冷静に思い返すと。
要するに気が利かないというか、
「これ美味しいから❤️」という
感情論が先にきちゃって、
「私」という渡す相手の状況を
1ミリも読み込めてないんだよな。
じゃあ自分だったら、
お礼の品はどうするか?
私だったら後日娘たちを介して、
小ぶりで、重たくなく、
日持ちしそうなお菓子でも。
この答えが合っているかどうかだけど。
(良い答え他にあります?)
その後持ち帰ったピクルスは
ちょっとだけ味見してその後捨てた。
(ピクルスそんなに好きじゃないもん)
ジャムは記憶にすらない。
ごめん。
