先日、卓球スクールでのこと。
同じ時間帯に練習している方が、
コーチとお孫さんの話をしていた。
帰り際に
「お孫さん、お生まれになったんですか?」
と声をかけてみた。
「そうなのよ!」
そこから始まった、「孫」の話。
何ヶ月になったとか、
何キロになったとか、
もう可愛くて仕方がないとか。
こちらからひとつも質問してないのに。
なるほど。
これが孫自慢というものか。
私にも孫は、いる。
そのことは言わずに聞いていた。
「そうなんですね。可愛いですよね」
そんなふうに相づちを打ちながら、
私は別のことを考えていた。
これ、相手によっては
どう受け取られるんだろう。
孫が可愛いのはよくわかる。
私だって、孫は可愛い。
でも、こちらの事情が何もわからない相手に、
自分の思いの丈をどんどん話してしまう。
聞く側は、ただただ聞くしかない。
もちろん、相手が楽しそうに
話しているのを聞くのも、
会話の楽しみのひとつではある。
ただ、孫の話に限らず、
自分が話したいことばかり話していると、
いつの間にか相手の気持ちが
置き去りになってしまうこともあるのかな?と。
そんなことを改めて思った。
私は、なるべく自分から
孫の話をしないようにしている。
聞かれたら答える。
ご近所さんに孫と歩いているところを見られて、
「お孫さん、可愛らしいですね」なんて言われたら、
「そうなんですよ。でも、ちょっと目が離せなくて(笑)」
なんて感じ。
何ヶ月だの、体重が何キロって
もう個人情報が漏れまくってる。
だからと言って。
孫の話をしてはいけないわけじゃない。
ただ、相手が聞きたいかどうかもわからないのに、
こちらから延々と話すのは、
ちょっと違うかなと思うのだ。
……なんて言いながら、私も気をつけないとなぁ。
話すときは少しだけ、
相手のことも考えてみようと思う。
