【通信制大学】編入学して感じたメリット・デメリットを50代主婦が解説

通信制大学の3年次に無事編入することが、できた私。

大学生生活を送ってみて、私が感じた

メリットとデメリットについてお話していきますね。

結論から言いますと、メリットのほうが圧倒的に多いです。

そもそも「何を学びたいのか」を考えて明確にする

メリットデメリットの話の前に大学でご自身が何を学びたいのか。
これは、明確にしたほうがいいでしょう。


単に「大学の資格が取りたい」でも問題ありません。

が、なんでもいいから勉強したい、大学の資格を取りたいでは継続が難しいかもしれません。
大学の資格は、入学したら卒業しないとゲットできませんよね。

ご自身が興味がある、今後の仕事に活かしたいなどの姿を思い浮かべながら進学をおすすめします。

通信制大学のメリット5つ

高校卒業以上の資格があれば、入学可能(ただし、各大学の募集要項必見

通信制大学は、試験なしで入学可能なところが多いようです。
これは心理的に

「うれしい」「ホッとする」という気持ちになりますよね。

私が入った大学も試験は、ありませんでした。

通信制大学によっては、試験に準ずるものが課される場合があります。

志望する大学の募集要項をよく見て確認しましょう。

学費が比較的リーズナブル

通学生の大学に比べて、学費がお得。

私が通った大学は、2年間で50万円でお釣りがきました。
(含まれているのは、主にテキスト、レポート、試験といった学習に関するものです)

学費については、各大学によってそれぞれ違いがあります。
ご自身の予算に合ったところを選びましょう。

また、大学によっては奨学金制度が設けられています。
学びたい気持ちが、「経済的理由」で閉ざされるのはもったいないですよね。
条件次第ですが、活用できるのであれば利用しましょう。

また、提示されている学費以外にスクーリング費用は、別途かかる場合があります。
私が受講したスクーリングでは、1500円〜20000円と講座によって費用がかかります。

学割が利用可能!

映画鑑賞の料金が、大学生料金になります。
私が利用している映画館では、大人1900円→大学生1500円。
(2021年現在の料金です)

スクーリングの際にかかる交通費は、遠距離な会場での開催となる場合に
事前申請となりますが、学割が適用されます。
自宅から遠い場所でのスクーリング受講は、宿泊費を伴うこともあります。
ちょっとした旅行気分にもなりますが、授業を受けに行くのがメイン。
よく考えてから決めましょう。

とはいえ、学割が利用可能なものにいつ遭遇するのかわからないですよね。
私は、財布にいつも学生証をしのばせていました。

自分の生活に合わせて学習できる

通学生であれば、何曜日の何限目に授業とスケジュールを組まなくてはなりません。

一方で、通信制の学生は送られてきた教材を
いつ、どこからでも学習が可能となります。

自宅でも通勤途中でも。たまには、カフェでも。
私は、旅先での勉強を経験しました。

また、スクーリングやテスト日程については、あらかじめ公表されています。
自分の都合と照らし合わせて、それぞれ受け進めていきましょう。

「大学生」としての自分自身の居場所ができる

これは、自分の心持ちな部分になります。

サラリーマン、主婦、アルバイトといった元々の立ち位置。
そこに、もうひとつ自分の「場所」ができます。

学生は、若年層が一般的。

けれども「学生」は、若い人だけのものではありません。
何歳になっても「学生」として、勉強はできます。

最近では、学びなおしの意味を持つ

リカレント」というものが少しずつですが、世の中に浸透しています。

10代、20代で学生生活を卒業した後は、勉強する機会があれば是非トライしてみましょう。

通信制大学のデメリット2つ

たくさんのメリットをお伝えしましたが、デメリットもあります。
あえて、というスタンスですよ)

勉強するもしないも、自己管理がすべて

メリットの中で「自分の生活に合わせて学習できる」とお伝えしましたが、

すべては「自己管理」になります。

日常生活の中でテキストを読み、レポートを書いて提出。

そしてテストを受けるのは、決して容易なことではありません。
計画を立てても、家庭や仕事の都合に時間を取られ、優先されやすいのが事実。

つい、それが言い訳のようになって勉強から遠ざかることになりかねません。
でも、それはもったいない話ですよね。

先輩方の話、ふたつ

大学の入学式をサポートされていた卒業生の話になります。

私と同年代の女性。
仕事と親の介護をこなしながら、大学の勉強をしていたそうです。
時には、徹夜しながらの勉強で

「自分は何をやっているんだろう」

と思うこともあったそうです。
無事に卒業を迎えられ、ホッとしました〜
と話されていた表情が、とても印象的でした。

続いて、大学職員さんから聞いた話。

3年次編入で、1年間まったく単位を取らずにいた、
学生さんがいたそうです。
翌年次にスクーリングやテストを
詰めこみでやり切って、なんとか卒業。
勉強の取り組み方は、ひとそれぞれですね。

同じ志をもつ、大学の友達作りがむずかしい

通信制大学は、同級生と顔を合わせる機会が、
とても少ないです。
人によっては、
対面では一度も顔を合わせることなく卒業、もあるようです。

数少ない対面の機会は入学式、スクーリング。
学生会やサークルに参加すれば
もう少し、その機会も増えるでしょう。

同級生と知り合うきっかけは、タイミング次第。
能動的に動くのが、手っ取り早いでしょう。

私の場合。
2020年1月のスクーリング受講の際の
グループワークがきっかけで
大学の友達ができました。

そもそもですが
10代の頃のようなノリといいますか。
友達を作るために、
大学へ入ったわけではありません。

とはいえ。
誰かと大学生活を共有できるのは、心強いもの。
いい支えとなりました。

テキスト、ノート、ペン

まとめ

通信制大学生活のメリットとデメリット。私が感じたままのところになります。
メリットは、なんといっても

「知識」が増えます。

それまで興味のないジャンルのテキストを見て、
「こんな堅苦しい本なんて読めるのかな」最初とおっかなびっくりでした。
学習を終えると
「意外と面白い!」と感じました。

またブログ作成の際、素晴らしいお供になっています。

デメリットは、時間管理の厳しさ。
これは、人それぞれの事情があるので、自分自身で乗り越えていくしかありません。

大学生活を通して、自分自身の「マネジメント能力」を身につけられたら、
ご自身がまたひとつ、成長できるのではないでしょうか。

そんな自分を見てみたいと思いませんか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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